シンオクと同じワイエスコーポレーションさんの企画
デンドロギガス メタモスの魔城とは
デンドロギガス メタモスの魔城とはその昔ロッテが発売していた「ネクロスの要塞」を担当されていたあだちひろし氏のデザインによるシールシリーズです。 シンオクシール(真奥のほそ道)でおなじみワイエスコーポレーションの企画販売です。
80年代後半にロッテから販売されていたグリコのおもちゃ付きチョコボールのような箱型の食玩。 正方形のカード2枚と温度で色が変わるフィギュア付き。 1個100円。
元はカードとフィギュアだが、アイス版でビックリマンと同様のシールが登場してホログラム仕様などもあります。 当時の事を知らなくてもオークション等でメインキャラである死神のような「NECLOS」の独特なイラストは目にしたことがあるはず。
海外のボードゲームのようなテイストで、実際にボードゲームRPGとしてプレイする事が出来るのも大きな特徴。
48㎜サイズのおまけシールで、ネクロスの要塞のタッチそのものでオリジナルストーリーで蘇る!という企画です。
限定250箱 (1箱21個入り) 10,080円
フルコンプ率 2箱で25%、3箱で100%
デンドロギガス メタモスの魔城 全50種+試供品3種シールリスト
デンドロギガスは、ナンバリングが001~040までふってある通常シール40種とヘッド的なシールが3種、素材違いシール5種、マークのシール2種で全50種です。 (これに試供品シールが3種あります)
通常シール40種
001~020 和紙のシールや布のシール等素材が面白いです。
021~040 後半はプリズムシールが5枚。 いいバランスです。
デンドロギガスのナンバリングは、例えば画像のようにアイテム018、中立019、アイテム020・・といったナンバリング方法です(アイテム019は存在しない)
新ホログラム、シルク+ちぢみシルク+α、3チェンジ〇箔
そしてヘッド的な3種。新ホログラム、シルク+ちぢみシルク+α、3チェンジ〇箔 というクセの強い素材の3種です。
3チェンジ〇箔は、見る角度によってイラストや文字が浮き出てきます。
素材違い5種・Wシール2種
そして素材違いと言われる5種のシールと、Wシールになっているのが「キャラクターマークシール」と「ジョブマークシール」です。
素材違いシールはどちらも同じ布シールなので、何が違うのか最初分かりませんでしたが比較すると素材は同じ和紙シールですがよく見るとマークが違いました。
試供品3種
そして試供品3種。 シンオクシール第二弾で大箱買い(2箱ごと)された方にオマケとして試供品3種セットが付いてきたそうです。
これを以て真のフルコンプと言えるでしょう。
以上、全50種+試供品3種の紹介でした。
ジニーンさんのデンドロギガスは何ぞや
自作シール界の風雲児、ジニーン(zineen)氏のサイトでも「デンドロギガス メタモスの魔城」が販売されいますが、こちらは後にワイエスコーポレーションさんが「フィギュア販売したい方へ」と権利を譲渡したものです。
元々ネクロスの要塞といえば「フィギュア」とカードが始まりなので、せっかくオリジナルのキャラクターが生まれたのだからフィギュア化をされる方がいるのであれば、というこのエピソードも興味深いですよね。
>>ジニーン氏のSHOPカテゴリーはこちら(SOLD OUTですが)
管理人のレビュー
あだちひろし氏の唯一無二のイラストが素晴らしく、素材・質感も素晴らしいです。 手に取ると魅力がより伝わります。
DARKKNIGHT(ダークナイト)名前はシンプルでイラストが独特。
洋モノファンタジーは、「ゴブリンを見れば真価が分かる」と通は言います。 こちらがGOBLINです。 分かります。最高です。
とにかく、ワイエスコーポレーション作品というだけあってシール素材への探求や業者印刷業者カットという製品としての完成度が素晴らしいです。
デンドロギガス メタモスの魔城の相場
2020年現在では、メルカリで23,000円前後で出ているのが半年くらい売れずに経過しています(出品者が良く価格をいじるので固定ではない)。
リアルタイムでフルコンプをする為には、多くの人が3箱3万円使ったと思われるので定価より安くなっていますが、そこまで値崩れするような代物でも無いので25,000円前後を目安にすると良いでしょう。