駄菓子屋で売っていた引き物系。

Wホラーシールとは

Wホラーシールは、アマダ印刷の引き物シールです。

この記事の全ての画像はホラーローズさんより投稿いただきました!

駄菓子屋でこの手のシールはよく売っていましたが、これはかなりツボです。

ガムラツイストのようなWシールとなっていて、2枚目がかなりグロいそうです。

早速見ていきましょう。

Wホラーシール

※上が1枚目で、下が2枚目となっています。 それぞれに隠されたもう一つの顔をネタバレアリでご覧ください。

全25種。 いかがでしたでしょうか。 今見ると思わず「ハンパねー!」「なんでやねん!」とつっこんでしまう程、必要以上にグロいのがたまりません。ラッツラとガーゴルの並びがなんか最高だし、なぜか全部無音のように感じるのも芸術的です。まさにアート。 これらに令和の今グッとくるのは「この当時でしか創造出来ないセンス・クオリティだから」ですよね。

 ホラーローズさん ホラーローズさん

1980年代後半にアマダ(今のenskyの前身)から発売された引き物のWシールです。48 x 48 mm

ナンバリングは無いのですが木曜グランプリムックのWホラーシール事典によると全25種で、25種以外は確認されておらず確定だと思います。ノーマル20種に、プリズム素材のレア5種(ドラキュラ、メドゥーサ、オーグン、ヘッドマーダー、キョンジン)になっています。

1束に30枚のシールがありますが、ノーマルはダブってもレアはダブらない仕様になっていたようです。当たりが裏書に表示されている場合もあります。

シール史上最もグロテスクだと言っても過言ではなく、いきなりそのグロさを見せるわけにはいかないため、1枚目は無難なシールになっています。Wシールである利点が最大限に活かされたシールだと言えます。ホラー好きにはこれ以上無い好物だと言えるではないでしょうか。

古いシールでかつ出回りは多く無いので希少ですが、たまにオークションなどでみかけます。レアのプリズムシールが見つからずなかなかコンプできないですが、運よくレア5種を入手できればフルコンプできると思います。

スプラッター系のホラー映画が流行り出していましたし、日本でも心霊写真など恐怖心を煽るものがカルチャーの一つとして流行った流れが垣間見えるのも良いです。(人面犬が流行るのとか、今思うと意味わからない現象ですよね) 平成初頭のホラーってまだ未成熟だった事もあって緊張と緩和にも通ずるツッコミどころが豊富で好物です。 いやーこれはテンション上がりました。

裏書き。「~~のだ」等の口調もたまりません。

Wホラー辞典

木曜グランプリムックという個人の方制作の本の一つにWホラーシール事典というものがあります。 250円で購入が可能。