第一弾なのか第二弾なのか、リニューアル版なのか、名称は迷うところですが、「イオン限定裏ビックリマン」の次の2019年版です。
2019年7月18日発売「裏ビックリマンチョコ」。関東圏先行発売という事ですが今はネット通販で全国どこでも買えるのであまり意味は無いような気がしますが、全国発売の際にバージョン違い等が出る可能性はあります。
2018年10月1日にイオン限定で「裏ビックリマンチョコ」が発売されたので第二弾と言いたい所ですが公式ではこちらを「裏ビックリマンチョコ」(第一弾)という雰囲気で出していて、第二弾とも言いづらく名称が悩ましい所。 裏ビックリマン(イオン版)と、裏ビックリマン(2019版)といったところでしょうか。
48mmサイズで素材は全てメタル系です。
コンプは全36種類
コンプは全部で36種類。 2箱買えば大体揃う算段です。
ナンバリング1〜22のラインナップがこちら。 新しいデザインで男女が逆になったり、天使と悪魔が逆になったり、性格が逆になったりいろんなアイデアが混合しています。 ナンバリング20だけ、映画評論家の有村昆プロデュースの「人狼というゲームにちなんだシール」が混ざっています。
写真だと下二枚がキラキラしてヘッド感出ていますが、メタル素材に模様が描かれているだけです。 完全描き下ろしのシールもあれば、元データをいじっただけのようなシールもあります。
ナンバリング23〜32は、裏書きシールシリーズ10種、 そして、ナンバリングS1〜S4が有村昆プロデュースの人狼シリーズ4枚。 現状36種でコンプです。
管理人のレビュー
私が一番好きなのは裏書き背景のヘッドロココシール。 何度見てもヘッドロココって最高のイラストです。
基本的に今回の裏ビックリマンは全体的に結構テンション上がっています。
裏書きはこう。 グリーンハウスの名前はありません。
ゴーストヤマトもシールとしてゴールドの背景とカラフルなデザインが良い感じ。
今回一番人気のシールは女体化したヘッドロコ子。 ヘッドロココの新しいデザインというだけでテンション上がるし、可愛らしいです。 これだけ高く売買されています。 ユーザーの反応と、スマホゲームのアプリ(なんでも女体化が一時期ブームに)から着想を得て、「全キャラを、可愛い女体化にしよう」という企画が生まれるかもしれません。(爺が多いからキツいか)
新キャラに関しては、裏書きの文字も。
残念なシールも多数あり賛否両論
ただ、相変わらず批判が来そうな事もやってのけるのが昨今のビックリマンプロジェクト。
例えばこのサタンマリア・・例えば今の少年がたまたまスーパーで見かけて買って、これが出たらどう思うでしょうか? 魅力を感じてもらえるとは到底思えませんし、大人のビックリマンファンも喜ばないでしょう。 こんなのが9種も入っています。
ナンバリングやテーマ枚数設定が雑な件
あとは突っ込みどころ満載なのが有村昆プロデュース作品。
なんといっても、4枚はナンバリングがS1〜S4なのに、「神帝人狼中」というシールだけ20番なので裏ビックリマンシリーズの途中に1枚混ざっているのです。 ファイリングしてコレクションする人からしたら何とも気持ち悪い所にあるわけです。 ナンバリングに対してこだわりや愛がない事は明らかで残念です。
なにはともあれ、(裏書きにはいるものの)「また興味ないおっさんがシール化されなくてよかった」と、ほっとしました。
あとは、男女逆が3枚、キャラが逆なのが4枚、裏めくりは2枚・・等、テーマによる枚数が違うのもプロの仕事としては雑だなと思います。 旧ビックリマンの3すくみを綺麗にファイリングした事があれば、こうはならないはずです。
ついでにもう一丁!「サーファーゼウス」!お前だ! お前は「みんなのビックリマン(スーパーゼウス編)」のボツキャラじゃないのか?という意見もあり「なるほど」と思いました。多分そうですよね。
開封の儀(2箱でコンプなるか)
駿河屋にて2箱購入。 2019年7月16日発売で7月6日(10日前)にネット注文をしましたが、7月19日に届きました。 同じ駿河屋でももっと早く届いてた人もいたようなので予約をもっと早くしないと大幅に遅れる事になります。
ソート・並び順は上記の通り。 手前が箱の手前で、右下から順番に上に。 並び順は存在するので参考になります。
どう参考にするかというと、例えば、こちらは2箱目。右の手前から順にあけて行くと、「魔スターP」「ブラックゼウス」と続きました。 先ほどの1箱目の画像と照らし合わせると、この先は「聖肖ネロ」「スーパーデビル(人狼)」・・とダブっていく可能性が高いです。
なので、左側の列を手前から順に開封していきます。 「悪帝男ジャック」スタートでこの順は今までになかったものです。 ここで別のサイトのソートを確認した所、この並びの情報が載っていたので、残りのチョコの中に何が入っているか予測がつきました。
欲しいシールだけを開封する事が出来ます。 13袋未開封のままコンプ出来ました。
オークションでバラ売りする場合、未開封のチョコと開封済みのシール、どちらが需要があるか?高く売れるか? それは後者です。 コンプまであと数枚・・なら原価を超える200円でも欲しいものですが、ダブるかもしれない未開封のチョコを原価超えてまで欲しい人はいません。コンビニで売ってるし。 ですから未開封にしているメリットはさほどありません。 お土産感覚で人に配ったり、チョコが湿気らないというメリットはあります。
なんとなく心理的にダブりってわかっている袋を開けるのに抵抗がある。それだけです。
ちなみに、ヘッドロコ子が人気ですが、「スーパーデビル(銀)」「一本釣り悪帝」ときたら次は「ヘッドロコ子」の可能性が高いです。
2箱でコンプ出来ましたが、ソートがカブったら2箱でもコンプ出来ないのでよかったです。 (この前のワンパンマンウエハースの悪夢を思い出します。)
まとめ
既存のキャラが結局人気なので、復刻シリーズとしては個人的にはかなりの良作だと思います。 実物よりも写真で見るとこれは凄い。
開封動画
シール毎に感想があるのがとても良いです。 殆ど記事に書いたような同じ感想で共感ができます。
ちなみにこの動画の3箱目と、この記事の1箱目がまるっきり同じでした。
この動画を見ると、箱はまとめ買いしないで別で買った方が良さそうです。