サイバーエージェント(Abema House)様よりご依頼受けました。

アベマサマ 全2024種とは

「アベマサマ」は、サイバーエージェント(Abema House)様よりご依頼を受けAGAWAが監修した48㎜シールです。ハッピー天女Ⅲのようにアイテムやプリズムの種類や色、台紙、今回は箔の種類も異なる全2024種のシールが完成しました。

ハッピー天女Ⅲ 全1554種 AGAWA

出展:サイバーエージェント様からの資料より LINEスタンプはコチラ

キャラクターはCyberAgent社、AbemaTVのキャラクターである「アベマくん」です。

それぞれにそれぞれのご利益があります。お守りのように肌身離さず持っていると、悪霊退散や疫病退散等のご利益がある縁起の良いシールとなっています。

新年のおみくじ感覚で是非お手に取ってみてください。

AGAWA監修・・監修とは?

監修という表記が曖昧ですが、

・イラストレーター:トキメキ!妖怪鬼退治の「チョ麻Cop.」氏(これを機に命名させて頂きました)

・本体コンセプト考案~各種アイテム依頼~設計~データ作成~業者依頼~台紙手配~ナンバリング手描き~スリーヴ入れ~台紙貼り付け~封筒入れetc..:AGAWA

で、かなり自由に制作させていただきました。キャラ元以外はいつものAGAWA作品と思っていただいてOKです。

Dirの方が「ハッピー天女Ⅲ」を見つけ、「コンセプトがとても気に入った」という事でお声がけいただきましたが、凄いアンテナですよね。 打ち合わせをさせていただいた時に「ガムラはフルコンプした」「ファミコンのカセットもコンプしている」(どっちかはセミコンプだったかも?)等、、その他諸々大分イっちゃってる感が伺えてこちらも前のめりになりました。

振り返ると最初にメールを頂戴したのが2023年2月の初めでしたので11か月・・約1年かけて制作した事になります。

Abema Houseとは

Abema House

ちなみに、Abema Houseって何なの?というのがSHOPを見ても最初はよく分かっていなかったのですが、ロゴマークやショップカード等を手掛けたハイライツ社様のページの説明が分かりやすかったので抜粋させていただきます。

神宮前にオープンした「Abema House(アベマハウス)」。CyberAgent社、AbemaTVのキャラクターである「アベマくん」のオリジナルグッズを販売するショップです。NIGO®さんのプロデュースのもと、ハイライツではロゴマーク、ショップカード、紙袋などのグラフィック、店舗のサインのデザインを担当しました。内装デザインはGLAMOROUSさんが担当。

店舗もありますが、本作品は通販での販売となります。https://abemahouse.com/

製作ブログ

全貌はこんな感じ。金のアイテムがレアで黒がさらにレアという傾向にあります。ABEMAロゴマークが一番レアです。 この表は以前、ハッピー天女Ⅲの時にXにて一覧表を作成されていた株式会社TOMATO様に今度は正式にご依頼させていただきました。

箔押しに種類があったり、プリズムがスクエアと扇の2種類ある等、ハッピー天女Ⅲよりさらに種類が倍増しています。

元々はそんな予定では無かった・・いろいろあってこうなった。という過程をブログに書いておこうと思います。

箔押しを追加

前回のハッピー天女Ⅲは、16面付のデータを1枚ずつ印刷業者に注文して裏書きは自分で貼り付け・カットまで手作業でしたが、今回は1種類ずつの印刷・裏書き貼り付け・カットまでお願い出来る業者さんを見つけました。

その際に「特色の金が使える」という事だったので特色金を前提としたデザインにしていたのですが、校正サンプルが上がってき「うーん、、何か物足りない」と思ってしまったのが上の画像(右が特色金・左がただの黄土色)です。 写真で見るとそこまで悪く見えないですが、実物は大分イマイチで、オフセット印刷の発色の暗さも相まって結構ショックでした。

まずい・・これ多分アイテム違いだけじゃ喜ばれない・・正直、結構焦りました。

そこで現れた救世主が皆さんご存じの「コスモテック社」様。 印刷所から48㎜サイズで納品されたシールを送って、それに”箔押し”をしていただけるという事で、起死回生の一手となりました。

しかも箔押しの種類にもレアリティが出せるというさらなる展開に。 金・金レインボー・赤・MP08という模様の入った銀箔・黒×レインボーというラインナップで、クオリティ上がって参りました。

フルレアパーツ揃いのシールや、一覧表に掲載されていないシークレットアイテム等も存在しますので探してみて下さい。私の方で全て梱包した状態でごちゃ混ぜにして送ったので関係者によってレア物が抜かれるという事はありません。

おなじみの仕様です。

スクエアプリズムと扇プリズムについて

ちなみに、スクエアプリズムと扇プリズムが存在するのも後付けです。

元々は1035種のつもりでしたが、「デビルデ陰摩羅鬼」がバズったあたりから「これ、本当に足りるのかな・・」と不安になってきました。

でも、これ以上アイテムを増やしたりデータを作るのはしんどすぎるから前みたくB面作るとかは無理・・「じゃあ同じデータでプリズムが違えばもう倍作れるじゃないか?」という苦肉の策でした。

なのでキャラアイテム~背景色まで全く同じだけどプリズムの種類だけ違うというドッペルゲンガーが存在します。 台紙と箔押しの種類は違う場合が多いです。 という事でアリとしていただければ幸いです。

ちなみに、1035種×2=2070種ですが、シークレットアイテムは1個だけの方がいいなと思ったりデータをミスって省いたり‥としているうちに「2024年の発売になりそうだな」と思い、2024枚に設定しました。

それが1月早々に販売できるのだから絶妙なグッドタイミングでした。

製作を終えて

企業様からの依頼による製作~販売は初めてでしたが、1~10まで好きなようにやらせていただけました。

都度報告はしていたものの、急に箔押しに変更したり、急に倍の枚数に増やしたり、、テイストもこれで良いのか?等、いろんなことが即OK・何でもOKでやりやすかったのと、大企業案件なのにこんなに柔軟でいいの?と感心しました。

唯一のNGはテレフォンカードの絵柄を横ちち(ノーマル)やふんどし(レア)等、右上のパーツは具体的な「アレ」を連想させるものにして楽しんで(懐かしんで)貰おうと思っていたのですが、やっぱりダメでした(笑)

訂正のお知らせ

付属の冊子にあるテレフォンカードの絵柄が修正前のものでした。お詫び申し上げます。

1月4日21時~Abema Houseで発売開始


1月4日21時~ Abema houseさんにて発売開始です。 商品説明に記載されますが予め購入方法については、

  • 1月4日中は、1人1点まで(重複購入すると全部キャンセルとなります)
  • 1月5日(0時~)は、1人で何点でも購入可能
  • ただし、システム上1人1点しか買えないので1月5日になれば繰り返し購入が可能という意味
  • 同梱が出来ないので送料は全てにかかる(他のグッズとの同時購入は可能)
  • 3300円(税別)だったと思います(記憶)

が主なルールと伺っています。

2024年一発目、よろしくお願い致します。

追記:お礼と反省点等

大量の在庫を抱える事になったら・・と心配でしたが0時を越えると売り切れたようでありがとうございました。面目保てたのでホッとしました。。

今回、

  • 住所入力まわりが分かりづらかった
  • 送料がいつものシール発送の感覚(ネコポス等)でいると高く感じる
  • 点数選択のタブが、複数購入できるのかと紛らわしかった

というご意見を多くいただきました。 反省点として今後役立てたいと思います。(あんまりこういう機会無いと思いますが)

応援で複数購入頂いた方、ありがとうございます。送料が都度かかるのが痛かったと思います。 今度、何か予定価格よりお安く出したいと思います。