トキメキ!妖怪鬼退治のホログラムシリーズの制作ブログ
トキメキ!妖怪鬼退治ホログラムコレクションとは
「トキメキ!妖怪鬼退治ホログラムコレクション」は、第五弾で完結したトキメキ妖怪鬼退治のキャラクターがガチホロシールになるという企画です。
当初は全12種類くらいで格安でランダム販売の予定でしたが、
- ホログラムシール制作費が急に上がった事であまり値段が下げられなくなった。
- 12種全部作るまで寝かしておいたら、ホログラムの表現方法の鮮度が落ちてしまう
という2つの理由で単発販売に切り替えました。
- 第一弾「逢魔刻」(2022年12月発売)
- 第二弾「大デストロイ嶽丸(おまけで専用アルバム付)」(2023年3月発売)
- 第三弾「スーパー姫子」(
2023年5月5日発売予定) - 第四弾「デビルデ陰摩羅鬼」(
2023年5月5日発売予定) - 第五弾「ブラック撫子」(2023年夏発売予定)
まで制作しています。 以降は未定で、12種も出来ないのではと思います。
第一弾「逢魔刻」
第一弾は「逢魔刻」
キャラクターというよりはオブジェなので実験しやすく、
黄色・青・緑・赤のパーツがそれぞれ仮想深度(-2、-1、+1、+2)に分かれていて同じ階層にはいないというのが新たな試みです。
チェンジングするパーツはフラット(0)の位置にいます。
ちょっと何言ってるか分からない・・と思うので動画です。
結局よく分からないと思いますが、なんとなく浮遊感を味わっていただければ成功です。
あとは背景で細かい線がうねうねしているのが「キネマティック」というセキュリティ技術では割とおなじみの表現方法で、独自に加筆した細いビリビリと相まって個人的には背景が大ヒットなのですが、荒木町ナイトさんの「荒木町ユナイト(キトライライヘイさん)」で同じように背景で使われているものが先に出てしまい一歩出遅れてしまいました。 実はこれがかなり悔しかったので悠長に構えてらんないぞと思ったのでした。
第二弾「大デストロイ嶽丸」と専用アルバム
第二弾は「大デストロイ嶽丸」 コンセプトとしてはなるべく原型そのままで余計な事をしない。
けど何かしらホログラムへの挑戦は欲しいから「浮かしている炎を最大限まで浮かしたらどのくらい浮いて見えるのか試したい」と注文しました。
ちなみに微妙にチェンジングもしています。
その結果、(これでベストなんだけど、なんか物足りないな・・)と自分が感想を持ってしまった為、「おまけ付き」となりました。
その後、台紙をカードワンで「黒×グリッターシルバーで」作ったのですが、思いのほか背景が同化して透けているような、不思議なシンクロを見せていて摩訶不思議感あってファインプレーでした。 台紙込みで手に取ると完成度高いですね。
ホロコレ専用アルバムについて
ハッピー天女Ⅱやホログラムコレクションは台紙ごとファイリングしたいと思うので、名刺サイズのミニアルバムを作りたいなと常々思っていました。 ホロコレクションで使われる台紙のサイズは一般的な名刺と全く同じ55㎜×91㎜なのでリフィルも豊富に売ってるはずです。
アルバムは以前作ったオリジナルアルバムの時と同様、プリンテックスさんで作ってもらいました。
名刺用の縦3のファイルはおなじみなので、既製品にプリントで簡単に出来るでしょうと思い、本当に「おまけ」のつもりだったのですが、作っているうちに気が付いたらどんどん豪華になっちゃいました。
ちなみにリフィルですが、私は最初モノタロウでコクヨの「名刺ホルダー替紙システム手帳サイズ」を買いました。 まあこれでも良いといえば良いですが裏側の隙間が少し気にはなります。
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楽天で見つけたこっちの方がよいかもしれませんが商品よりも送料が高いので躊躇しています。(こちらは縦入れでこれはこれで上部が少しはみ出るとの事。でもそうやって保管する「仕様」であってサイズが合っていないわけではありません)
「6穴・名刺用」でいろいろ探してみましょう。
追記:大デストロイ嶽丸のボツ案
そういえば、(なんか物足りないな・・)と思ってから「さらに箔押しを施す」というのを試してたのを思い出したので供養がてら掲載しておきます。
ボツにした理由は、ホログラムが光る時に金箔が光らず、金箔が金に見える時にホログラムが光らないので、ホログラムと箔押しがものすごく相性悪かったからです。 画像で見ると「何か分からんけど凄い感」はありますが実物はイマイチでした。
第三弾予告「スーパー姫子」
第三弾はハガキで既にビジュアル公開済みの「スーパー姫子」描き下ろしです。
ホログラム業者はいくつか使い分けているのですが、「逢魔刻」や「大デストロイ嶽丸」、その他「ブラック姫子」等トキメキ!妖怪鬼退治本弾のホログラムはすべてA社で作っています。 A社が一番クオリティが高い(価格も高い)です。
A社には何度か「秘伝忍法帳のホロような3Dぽいの出来ないのか」という相談をしては、その都度「無理」と言われていました。
B社で作ったニニギ。
別のB社にて「3Dっぽい表現」がそれっぽく出来たのですぐに現物と入稿データ一式を送り、「この方法なら出来るのでは?」と尋ねた所、
先般「ニニギ」のサンプルをお送り頂き、社内で色々検討した結果、
これと同様に12~14枚くらいの角度をふったデータをご入稿頂く事で、
同等以上の物が作れると思います。
同等以上いただきました!
返事がなかなか来なかったのであまり乗り気じゃないのかな・・と思っていたら、メラメラ燃えてるじゃないですか。対抗意識燃やしてるんじゃないでしょうか!? これですよ、これ。
という事で、龍神の頭部を3Dモデリング依頼して制作開始。
いきなりやるには形状が向いていない気もしますが今使えるイラストがこれしかないのでタイミング的にやるしかない。
さあ、どうなるか?
校正サンプル到着
ダメだ~~っボヤけてよく見えないっっ!
届いたサンプルを見た所、姫子本体や背景のハートプリズム感、全体の色味・輝度もバッチリでしたが、肝心の龍神様の顔がボヤけてよく見えない。
目が慣れれば何となく認識できるのだけど、モヤ~っとしていてお顔が拝めません・・
- ニニギのさらに上を目指し、アニメーション(目と口の開閉)を入れてしまったのがやり過ぎたか・・
- カラーを4色構成にしてしまったせいもある?単色ならもっと分かりやすかったはず。
等、チャレンジしすぎてしまったのかもしれません。
仕方ない、またやり直すか‥
そう思って部屋を出たその時!!
廊下の明かりで見たらご尊顔がハッキリと!?
廊下とか、白熱灯の部屋とかのムードある明かり、もしくはモザさんのカラー3Dを見る時のような太陽光・強い光だと龍神の顔がハッキリと現れました!
どんな環境でもハッキリと見えるのに越したことは無いですが、これはこれで見えた時に感動する!!
蓄光や感温印刷のように「一定条件で現れる」というギミックだと思えばかなり良いです。
これで生産開始します!
動画は太陽光にて撮影。直接見るなら、夜の玄関・廊下・脱衣所等の明かりが丁度いいと思います。
ニニギもそうですがそこにしか目が行かないので、ビックリマン2000のW仏KINGホロみたいにキャラクター全体が疑似3Dという方が見やすいかもしれませんね。また試してみたいと思います。 そして滅壱文のような単色ガチ3D、さらにはカラー3Dホロ、、まだまだ目標は沢山あります。
第三弾「スーパー姫子」はさん家祭りで販売予定でしたが間に合わないトカ。
5月中旬頃に販売予定です。SHOPのインフォやTwitterアカウントを要チェック!https://twitter.com/agawawaga
封筒とハガキギャラリー
それぞれに付属する封筒とハガキも掲載予定です。