ブルボンのおまけシール

魔天ドーム 異次元野球ワールドシールとは

mkさんより投稿いただきました

mkさんmkさん

現在でもルマンドやプチシリーズなど有名なお菓子を多数販売しているブルボンが当時のおまけシールブームに乗って販売していたシリーズです。
タイトルのとおりですが、当時のマイナーシールに意外と多かった野球をモチーフにしたキャラクター構成になっています。
天神軍と霊魔軍が異次元野球で戦うという世界観の様です。

全40種
天神軍と霊魔軍それぞれのヘッドが各1種
打者(バット)が各4種、投手(ボール)が各4種、守備(グローブ)が各3種、走者(スパイク)が各3種
解説や審判、応援などの役割のキャラが10種
という内訳です。
全体の通番は無いもののなぜか各軍の各役割ごとにだけ3や4までの通番がふってあります。

ヘッド2種は銀の角プリズムで、裏書きの「ブルボン」ロゴが左にあるものと右にあるものでマイナーバージョン違いが存在します。
各軍各役割ごとの1番は特殊素材のシールになっています。
その他の役割のシールは全て透明シールですが、スカウト?の「円魔溜太」と「不動妙翁」の2枚はシールの粘着面に別のイラストが描かれていて文字通り「裏の顔」が表現されています。※裏書きには「正体がわかる両面シールだぞ!」と書かれています
両面シールは後にも先にもこの2枚しか存在しないのではないかと思います。
このシールを持っていても剥がして劣化するのが嫌で裏面のイラストをちゃんと見たことがない人も居ると思いますので、ネタバレになりますが裏面画像も添付します。(画像の左が「円魔溜太」右が「不動妙翁」です)

収集のきっかけは「長老神天照」のデザインを一目見て気に入ったからで
初見では、最近作られたスーパーゼ○スオマージュの自作シールだと思いました。
「とりあえずヘッドだけ」→「やっぱり特殊素材も欲しい」と集めているうちに気がつけばコンプを目指していました。

流通が少ないものの収集している人も少ないため相場は安定しませんが、1枚あたり安くて300円、高くて2000円くらいでした。
ショップに安く大量に入荷しているのに出会したり、フリマやオークションでまとめ売りを掴めると
リーズナブルに大半を揃えることもできますが、残りの数枚が全然見つからないというハマり方をしがちです。

全体の枚数はそれほど多くなく、特殊素材のシールやマイナーバージョン違いもあるため楽しく集め切れるシリーズだと思います。

80年代オマケシール大百科によると、1988年3月発売との事。

という事で、コンプリストを見ていきましょう

魔天ドーム 異次元野球ワールドシール シールリスト

打者&投手

守備&走者

ヘッド&その他

キャラクターは全40種です。 シールリストにはヘッドが2種類ありますが、

ヘッド2種は銀の角プリズムで、裏書きの「ブルボン」ロゴが左にあるものと右にあるものでマイナーバージョン違いが存在します。

という事なのでしょう。

それと注目はその他(スカウト)の透明シールのうち、

「円魔溜太」と「不動妙翁」の2枚はシールの粘着面に別のイラストが描かれていて文字通り「裏の顔」が表現されています。※裏書きには「正体がわかる両面シールだぞ!」と書かれています。

これはどういう事か?Wシールなのか?というと、

なんと透明シールの裏側・・粘着面に絵柄が描かれているという事でした。これはアツい。 DOMMUNEでそれが顕著だったと思いますが、皆さんアイデア・工夫を熱量をもって凝らしているわけで、それが伝わる一品。

裏書き資料

※ファイリングの裏なので左右の順番が反転しています。

管理人のレビュー

80年代オマケシールの解説にあった「霊魔の総帥・幻魔修羅が天神界に侵略、霊魔軍と天神軍がなぜか異次元野球ワールド「魔天ドーム」で戦うという物語である」という設定が最高すぎてすぐに影響受けちゃいそうです。

幻魔修羅の線が細くてなぜか円の中に納まっている衝撃的なイラストや、対する長老神天照の方が腕が何本もあるので阿修羅っぽいというノイズが発生したり(ストーリー的な匂わせではないでしょうし・・)等、いい具合のツッコミどころがありつつ、素材も豊富でマイナーシールの良さが詰まった作品ですね。 特に先ほども触れた「円魔溜太」と「不動妙翁」の2枚は確実に爪痕を残しているので欲しいシールとなりました。

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