ニセモノ(?)がオークションに売られていたという話
大和神伝の夢の森ver.のニセモノ登場
ツィッターで知りましたが、メルカリで大和神伝「夢の森ver.」のニセモノが売られていると。
上記がその画像です。 相場はプライスレスで最低50,000円以上の代物で、40,000円という価格が実に手を出しやすい設定。
「夢の森ver.」は、2012年10月6日に奈良の野外イベントで限定2,000個販売されたもので、全22種ですが、制限があり1日に1人2個程しか買えなかったようでコンプするのが非常に難しい高額シールです。
これがバンバン出品されているのだからそりゃ怪しむ人が出るのは当然で、最初は関係者の横流しかと思われたが、
これ流出ってやつ?
個人で合計5セットとか確実に流してるだろ
購入したやつ画像上げてくんねーか
本物か自作かサンプルか知りてえな#大和神伝 pic.twitter.com/tbEoFdLnf9— キクヒコ (@FbXiNkqNkZPDjrn) July 30, 2019
よく画像を見ると、プリズムの素材が違う・・と指摘する方がいて会話をロムっているうちに私も状況が把握できました。 さすが先輩方です。
夢の森ver.は私は持っていないのですが、手持ちのこれと同じ光り方をするようなので、違いは一目瞭然です。 少なくとも正規の「夢の森ver.」では無いのはこの時点で確実です。
昨日見た時点では短期間で5件は取引成立していたようで、これは金額が大きいだけに刑事事件です。
オークション詐欺について
詐欺の場合は、騙す意思があったかどうかが問題になるので、
知り合いから譲ってもらって関心がない
という逃げ道を作ってあります。 オークション詐欺の立証は実は難しく、「知らなかった」が有効なのが現状の日本の法律です。 例えばこれを本物だと信じて買った人が数年後に売ってしまった場合、落札者から訴えられたとしても詐欺罪にならない可能性が高いのと同じ事です。
しかし、1回だけならともかく数回に渡り取引を成立させているのですから、悪質性は高く、警察が動けば恐怖とストレスで自白までいくケースも高いでしょう。 然るべき鉄槌が下される可能性は十分にあります。
イヒカ、動きます
大和神伝を展開しているイヒカさんが、このタイミングで声明を出しました。どう考えてもこの事かと思われます。
〈お知らせ・著作権侵害への対応について〉 いつも大和神伝をご愛顧いただき誠にありがとうございます。 この度、某フリマアプリ内において、大和神伝のキャラクターデ…
よく分からないという出品に注意
ニセモノを売る側の心理としては、「よく分からないけど」という逃げ道を作りたくなるというのは大いにあると思います。 むしろ、目印かのように大体書いてあるものです。
よく分からないから安い・掘り出し物と、都合のよい方へ解釈せず、
「よく分からないから偽者かもしれない」それでもこの値段で買いますか?と一度自分に問いかけてみましょう。
やっぱ、あれサンプルの流出だった?
その後、「やっぱりあれはサンプルの流出だったのでは」説が流れています。
イヒカがあのタイミングで著作権侵害の声明を出していたのだからニセモノなんじゃないのという気もしますし、真偽は今の所、分かりません。
決着!やっぱり偽物だった
https://ameblo.jp/nara-ihika/entry-12594129536.html
<著作権侵害事案ついて>いつも大和神伝をご愛顧いただき誠にありがとうございます。昨年某フリマアプリ内での偽物販売について、作成・販売をされた方を特定しました。当方弁護士を通じて今後、作成・販売をしないとの確約をいただき、法的解決に至ったことをご報告申し上げます。著作権侵害について発覚した場合は今後も厳しく法的に対処していきます。
直接公式に問い合わせた所、夢の森のサンプル版は存在しないとの事なので間違いなく偽物ですね!
ニセモノと断定して書くのも危険と思いフォローを入れましたがやはりそうですよね。
貴重な情報ありがとうございました。