2000年に再びブームを巻き起こしたビックリマン公式のヒット作

ビックリマン2000とは

ビックリマン2000

ビックリマン2000は、その名の通り来たる西暦2000年に向けて1999年7月6日~中部地区で先行発売開始されたビックリマンチョコシリーズです。 バグ悪魔VSギガ天使というサブタイトルで、コロコロコミックとの連携も昔の通りで気合の入ったヒット作です。

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購買層のメインは子供では無く当時小学生だった旧ビックリマン世代だと思います。 例えば私は旧ビックリマンは小学3年~5年生頃までが人気のピークで集めていましたがその後は一切おまけシール収集はしておらず、22歳くらいになってお金に余裕が出来た頃に突如現れたホビーという感覚です。

コロコロコミックより

当時のコロコロコミックの切り抜きより。なぜかやたらと中部地区・西日本が得をするシールシリーズでした。

シールは52㎜サイズで4すくみに

ビックリマン2000

シールは52㎜サイズで少し大きくなり、従来の3すくみが4すくみになった事が大きな特徴です。 (ナンバリング例として、左上から2001-天使・悪魔・聖守・魔守)

番号は基本的に2001、2002、、と4すくみで続いていきますが途中で1975番が登場したりヘッドの番号が中途半端な番号だったりファイリングはしづらい構成です。

イラストは、エサカマサミ先生を代表とする複数のビックリマン2000プロジェクトのメンバー達で詳細までは明らかになっていません。 イラストレーターTOMOKUNI氏もメンバーの一人です。

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超革命CGシールと謳っていたので期待しましたが、何が革命なのかは分かりませんでした。

P(パート)違いや絵柄チェンジがヒットと衰退の理由

ビックリマン2000のP違い

そして何といっても販売時期(=販売地域)によって異なるキラ素材のP(パート)違いと絵柄違い(ウインクしている等)。

これがビックリマン2000コレクションを盛り上げる一因であり、早期衰退の一因、どちらも担っていました。

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異なる素材やバージョン違いについて、当時まだ普及し始めだったインターネットで情報を集めたり掲示板でトレード相手を探すという行為自体が楽しくてハマったというのは一つの理由だと思います。 地域的に入手できないP違いをネットを通じて手に入れたり、「新しく発売されたアイスでP違いが手に入るぞ」という情報を得て町に出ていくという今では当たり前の事が、当時は新鮮だったのです。

しかし調子に乗ったビックリマン2000はパート違いを多発し、コンプは困難を極めるばかり。 3~4弾で脱落者が続出し、一般層は5弾くらいで全滅したと思います。 それでも旧ビックリマンの後半弾が結局高騰したという歴史(トラウマ)があるので何とか歯を食いしばってくらいついたコア層及び、このくらいなんのそのと楽しんで集めてたMコア層も多く、第12弾まで継続してグランドフィナーレを迎えています。(個人の見解です)

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ビックリマン2000といえば「W仏KING」が最も世間一般的には象徴・代表的なキャラクターだと思うのですがいかがでしょう。

※「三面鬼神」も代表的ですが超ライト層もひっくるめると「W仏KING」に軍配が挙がるような気がします。

※スーパーゼウス(Z)はビックリマンそのものを代表するキャラなので・・・

もし異論がなければ、第2弾が既にピークだったと言えるのです。

私も第一弾はP1~P4まで揃っていましたし、パート違いを買う為にイベント(国際展示場)まで足を運んだり「三面鬼神」を集める等、「そこそこガチ勢」だったと思うのですがファイリングを見返すと第6弾から手持ちが少なくなり第7弾には力尽きていました。

ビックリマン2000は強すぎてブログ記事にする事などできない・・そう思っていましたが、

この度、なんと第12弾までパート違いや他メディア付録等を含む完全フルコンプの画像投稿をミシシッピ五郎さんよりいただきました。ヤバすぎ! 管理人の手持ちもあわせながら少しずつ完全にまとめていきたいと思います。

ビックリマン2000の参考サイト

参考にしたサイトのご紹介です。