名作です!
ビックリマン聖核伝とは
ビックリマン聖核伝は、2010年3月に先行販売開始した、ひかり伝、ルーツ伝に続くビックリマンの公式シールシリーズです。
ひかり伝と同じくくりかと思っていましたが、よくよく見たら気合いの入り具合が違うなと感じる名作だったので悪魔VS天使シリーズのカテゴリーに入れました。
反後博士がプロデュースをして、36種中3枚を除くキャラクターが完全にグリーンハウス兵藤&米澤氏で、とにかく気合いが入っていますのでシールリストをご覧ください。
ビックリマン聖核伝 全36種
聖核伝は、ヘッド6種と、3すくみが10×3=30種で構成されています。
ヘッド6種
ヘッドが6種。 金のエンボスで質感は良いです。 どのイラストも何かこうオーラというか?完全復活だ!という気合いを感じます。
3すくみ30種
そして、3すくみらしい3すくみが復活。 ひかり伝でも同じマークで3すくみになってはいたものの、素材が同じで天使・お守り・悪魔の差があまりなかったのでこれぞ「これこれ!感」があったと思います。 最後の3すくみだけ旧ビックリマンのイラストそのものですが、これは手抜きというよりはあえてのレジェンド感のように感じます。
裏書きも旧ビックリマンを強く意識したもので、ナンバリングは天・守・悪のそれぞれ1~10です。 ここからまた伝説が始まるぞ!感があります。
以上、素材違いや、抽選シール・類似の雑誌オマケシールなどの無い全36種フルコンプリストです。
管理人のレビュー
レビューの前から興奮は伝わったと思いますが、ビックリマン聖核伝は相当な名作です。
ひかり伝やルーツ伝で大量の復刻版を混ぜたり、世界観の異なるイラストが投入されたりというガッカリ感、そして未来の私から見ると昨今の公式もガッカリ感が強いせいで、急にナニコレ!?凄いイイじゃないか!!! という驚きがありました。
凄いというよりは、当たり前に丁寧とでもいいましょうか。 仕事が丁寧なんですよね。 こういうのは大きな事ではなく小さな事でユーザーが感じるものなので言葉には言い表せないのですが、手に取れば必ず伝わると思います。
このまた10年後くらいに出る33弾や34弾にはこれに近い良さがありますが、キャラクターも旧ビックリマンのキャラクターの焼き直しではあるものの、お守りや悪魔はより良くなっていて洗礼された感じがします。
悪魔シールも、紫のメタルエンボスが凸っとしていてカッコいいです。
霊魔タルタイタンのイラストが相当好きです。 背景のエンボスも良いし最高です。
3すくみの天使はもうこすられ過ぎているので、ヘッドのように新キャラクターで構成していたら何かしらの第一歩だった可能性もあるんじゃないかなと思いました。 あとは、この素材別での販売が可能ならばたとえ偽プリズムだとしてもヘッドがプリズム・天使が金のエンボスだったらよかったんじゃないの!? というのも思いました。 なぜ天使がプリズムなのか。
2010年頃は丁度離れていた頃だと思うので知らない方は是非手に取って欲しいシリーズです。
長く続けていてマンネリしてるアーティストの人気低迷時のアルバムの中で「これ、名盤じゃん!」というのを見つけた気分になれるでしょう。
ビックリマン聖核伝の相場
こんなにベタ褒めした後で調べたらビックリ。 36種フルコンプセットで2,000円程度。 コラボ系等のその辺のシールシリーズの値段の基準である、@100円を大きく割るほどの安さでした。(苦笑) 供給過多なのか、需要薄なのか分かりませんが、こんなのめちゃくちゃお買い得です。