KAMITSUBAKI STUDIOの花譜や理芽のビックリマン風シール

神椿シール(パナソニー×神椿「3.5Dの女の子」展)とは

花譜シール

神椿シールは、2020年3月に渋谷の『KAMITSUBAKI STUDIO』フラッグシップスペースで開かれた「パナソニー×神椿「3.5Dの女の子」展」にてガチャガチャで販売された、KAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガー「花譜」「理芽」などのキャラクターのビックリマン風シールです。

アラフォー世代にはややこしいので順を追って説明すると、

KAMITSUBAKI STUDIOとは


「KAMITSUBAKI STUDIO」は、YOUTUBEなどのネットで展開しているバーチャルシンガーレーベルです。

「花譜」や「理芽」などのバーチャルシンガーの作品を配信しています。 歌もボカロっぽく聴こえるのですがオリジナルでバラバラに声を用意して作っているのか、普通に歌い手が歌ったものを加工しているのか・・? 楽曲・歌共に、あの頃流行ったボカロカルチャーの完全進化版がここに!という感じがしました。

『KAMITSUBAKI STUDIO』フラッグシップスペースとは

『3.5D by KAMITSUBAKI STUDIO×PARCO』という名称で、渋谷のPARCO Gallery SPACE 跡地に1年限定でオープンしているフラッグシップスペースです。 レーベルのグッズなどが販売されているのだと思います。

パナソニー×神椿「3.5Dの女の子」展とは


パナソニー(Panasony)はグラフィックデザイナーでTwitter等では有名な方だそうです。

という事で、グラフィックデザイナーのパナソニー氏を迎えた、KAMITSUBAKI STUDIOのフラッグシップスペースによる作品展示というのがイベントの説明になります。

そこでガチャガチャで販売されたシールがビックリマン風なのと近かったので「釣られた」という訳なのです。

イラストは鈴木旬氏

後で分かりましたが、イラストは80年代イラストを得意とするイラストレーターの鈴木旬氏でした。 ベッド・インのグッズや人間椅子等のイラストも手掛けている音楽と関連の深い方です。

シールは全8種+シークレット1種=全9種

神椿シール

本題まで長くなりましたが、こちらが公開されていた全8種のシール。

1「花譜」2「理芽」3「春猿火」4「ヰ世界情緒」、いずれもKAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガーです。

ガチャガチャ

ガチャガチャは1回550円で受付で専用のメダルと交換してもらいます。 ノーマルとキラの割合は3:2くらいはあると思います。そこまで出ないわけでもない。 ただ、偏りは酷く1万円分回しても8種のコンプは出来ませんでした。

写真撮影NGだったので撮影出来ませんでしたが、2台設営されていて1台のカプセルの量はこのイラストと同じくらいです。

神椿シール裏書き

左からナンバリング1~4で、ノーマルとキラがあり、キラは「神椿シール①-SR」という風に裏書きにもSRという記載があります。

パナソニー氏はグラフィックデザイナーなので、このシールにどう関わりを持ったのかは謎ですが、Panasony×KAMITSUBAKI STUDIOのクレジットがあるのがかなり大きな意味を持ちます。 これがある事でイベント限定品としての価値が生まれるからです。

そしてなぜビックリマン風シールのリリースなのか、二つの説があります。 一つは、80年代ブームにおける若者のファッションアイコンとして。 もう一つは、単純に企画した人がおっさん。 前者だと急にオシャレアイテムに感じますね。MACBOOKに貼りましょう。

シークレットシール「花譜」がレアすぎ


※こにゃもんさんのツィッターより拝借っっ

そして、シークレットシールの存在が口コミで明らかになりました。 SSR黄色キラの「花譜」です。

「花譜」のイラスト違いなので、他のキャラにもいるのか?と謎を呼びましたがこの一種だけといってよいでしょう。 これで全9種が本当のフルコンプです。

排出率はガチャ中に1枚or0枚という鬼仕様。 私は残念ながら手に入りませんでした。

黄色(金色ともいえる)で、第二形態の花譜(多分)なので特別感がかなりあり、超お宝です。 排出率の少なさとギャラリーの混雑具合(場内は私だけでしたし)から推定するに、まともにガチャで手に入れた人は20人に満たないのではと思います。 これは貴重です。

管理人のレビュー

神椿シール

アーティストを知ったうえで手に取るとめちゃくちゃレア感と所有感が増して良いです。 プリズムの光り方もよく、イラストもGOOD。 キラとノーマル・そしてシークレットがあるのも良いです。

残念な点も多く、まず1回550円という価格でノーマルの質感が旧ビックリマンの悪魔より剥離紙の質感と印刷がチープといったところ。 グラビティさんのノーマルシール程の質であればノーマルでも全然OKなので、微妙な所ですがこれは写真では伝わらないと思います。

シークレットシールの存在の演出は個人的には大好物で、排出率が低いのもそれだけ当たった時に嬉しいので個人的には良いと思いました。

ただ、ガチャガチャなので上の方に見えているのが残念過ぎ。 このメダルの数じゃ絶対に当たらないという事が分かってしまう点と、情報を集めると「いつも上にある」との点がひっかかります。

少なくなったら上から補充するというスタイルで中身が見えなければ運要素があり、かつどうしても欲しい人はお金のチカラで強引にゲット出来るという事でそれなら良いのですが、中身が見えちゃっていつも上にあるとなるとハイエナをするかお金を積まないと手に入らないという点は残念でした。