吉田悟郎先生のイラストシールです。
みきたまシールとは
みきたまシールとは、人気ボカロP「みきとP」の楽曲を様々な歌い手さんが「歌ってみた」オムニバス系CD「みきうた」についてくる特典(ランダム3枚入り)シール(全16種)です。
簡潔に書くと上記ですが、分からない人にはわからないです。 もう少し解説をします。
まず、パソコンで作った曲を『初音ミク』をはじめとするボーカロイド(機械が歌ってくれる)に歌わせてニコニコ動画で発表をするという一つの音楽カルチャーがあり、米津玄師やSUPERCELL等のアーティストをも生み出すほどの大きなコンテンツでした。(ボカロ曲なんていいますね)
Pというのはプロデューサーの事で、アーティスト名を「○○P」にするのも一つのカルチャーです。(例:おでんP) ですので、「みきとP」は曲を作っている人です。 素人でも楽曲作品を気軽にインターネットで発表できるようになって、評価されれば有名になれるのです。
そして、歌を歌う人も「歌ってみた」というタイトルでニコニコ動画やYOUTUBEで歌声をアピールするカルチャーが出来ました。「歌い手」と呼びます。 歌い手は既存アーティストの曲も歌いますがボカロ曲をチョイスする事が多くなりました。 アーティストイメージが固まっていないボカロ曲の方が、歌ってみる意味が出て自分らしさを出せるし何より喜ばれるからです。 こうして素人でも「歌い手」と「楽曲」が同時に有名になるようになったのです。
という事で、「みきとP」さんが作った楽曲を、16組の歌い手が歌った16曲入りのCD「みきうた」が発売されて、その特典としてついてくるシールです。 3枚入りです。
再生数250万以上の大ヒット曲「いーあるふぁんくらぶ」をはじめ「サリシノハラ」「小夜子」など
みきとPの代表曲を人気歌い手達や新世代の歌い手が歌唱! ! “みきとP”版歌ってみたアルバム!!
「赤飯」、「松下」をはじめ「kain」、「まじ娘」、「夏代孝明」、「愛島」(みきとP)による歌ってみた楽曲を含む人気歌い手16組が参加! !
発売日は2013年12月18日なので、シールカルチャー再熱のちょっと前です。 48㎜サイズでビックリマンテイストがかなり強い作品。
イラストはなんと、吉田悟郎先生です。 メキプロのイラストを担当し、その後も様々なおまけシール風イラストを手掛けるレジェンドです。
みきたまシールリスト 全16種
全16種のシールリストがコチラ。 ビックリマンでいう天使シールが多く、悪魔シールが1枚、シークレットという立ち位置のキラシールが3種。
何のキャラクターかというと、歌い手さんの名前がキャラクターになっています。
管理人のレビュー
吉田悟郎先生の作品の中でも、GHみが強く残っているので個人的にはめちゃくちゃ好きなデザイン達。
これはシールコレクターの間でも話題になるのは必然です。
キラ素材の質感も良好です。
2,000円のCDで3枚入りなのでシール目的でコンプしようと思うと12,000円程かかるので、シールは要らないよという人からかき集める事になるのですが、音楽がメインなので割と放出も多くちょうどいい集めやすさではないでしょうか。
CDの特典という事もあり、オフィシャル度が高めで非常に集めがいのあるシールシリーズだと思います。
みきたまシールの相場は
コンプリートでの出品は皆無で相場は未知数です。 たまにバラ売りだと割と安く買えます。(1枚300円~)
裏技という程でもありませんが、なんと今でもamazon等でCDは特典つきで買えるので普通にシールを手に入れる事が出来ちゃいます。2000円で3枚。