僕らの妖怪シール展に初参加しました。

あやしげくん~妖怪貼絵帳~とは

あやしげくん~妖怪貼絵帳~は2022年10月27日~高円寺の大怪店で開催された「僕らの妖怪シール展其ノ銃壱」に参加したAGAWAのシール作品です。

僕らの妖怪シール展について

「僕らの妖怪シール展」はシールコレクター界の大御所といってよい存在のUN21さんが共同主催で、古くから自作シール作家さんも参加しているイベントです。 2022年度は自作シール界からの参加は例年よりやや少ない印象でしたが現地ではウタビレさん等おなじみの方々の過去出品作が買えたりします。 ちょうど開催時期に「□シール回」というウタビレさん・Yoogleさん・クエスタダイスケさんの合同イベントが近くの中野であったので相乗効果が生まれたトカ。

イラストはアスモちゃんのriobiさんです。手が早く時間の余裕があったので照準を合わせてみました。

あやしげくん~妖怪貼絵帳~ 第一弾シールリスト全12種

こちらが事前に公開していた基本6種。 右下の「大婆死貞」はシークレットです。

妖怪のテイストはエサカマサミ先生の「妖怪スケッチシール」の影響を強く受けています。Wホラーシールの記事を更新した後だったのもあってグロいのに魅力と懐かしみを感じていた時期というのも。

そしてバージョン違いと特級妖怪3種を合わせると全12種です。

AGAWAAGAWA

元々は基本6種のみの予定でしたが、第二弾用のキャラとして誕生した「あんび怨徒」が特別に良かったので第一弾のヘッドとして起用。 テンション上がってきました。それからあやしげくんがレンズ箔押しになったり、ホロを追加したりとどんどん熱を帯びて、結構な熱量で第一弾完成となりました。

裏書きです。

あやしげくんのコンセプト

あやしげくん~妖怪貼絵帳~は、「架空の妖怪アニメのおまけシール」という設定で、あやしげくんは、「悪魔くん」と「魔太郎が来る!!」を足して2で割った感じというオーダーで誕生したキャラクターです。

妖怪キャラは、

  • えびでん呪(エビデンス)
  • こん腐羅(コンプライアンス)
  • ふぁくとべ呪(ファクトベース)
  • れ濡女(レジュメ)
  • 大婆死貞(ダイバーシティ)

と、令和のビジネス用語のもじりとなっています。 アニメでは1話ごとに妖怪が登場して、例えばえびでん呪の回は取り憑かれた人が「エビデンスに基づかない企画は全部ボツ」にしてしまって人々が困るというような妄想をしていただければ。 主人公のあやしげくんは妖気は人より感じるけど、妖怪の事は見えないので何か嫌だなと思ったらすぐにスルーしてストレスを回避するという感じでしょうか。 一見弱そうだけど、スルースキル最強という物語です。

実はビジネス用語をモチーフにするというコンセプトは、↑これロバート秋山竜次さんの「喰らう人(クラウドファンディングが元ネタ)」というクリエイターズ・ファイルから生まれた創作妖怪なんですけど、一目見た時からカッコイイ!と思って、他にもっと同じコンセプトの妖怪を多数見たい。 カードでもシールでもあったら集めたいと思って調べたのですがその他はちょっと違う感じだったので、じゃあなければ作ろうとなりました。

特級妖怪の紹介

特級妖怪は、

  • あんび怨徒(アンビエント)
  • 浮遊茶兵主(フューチャーベース)
  • ふぁん忽徒(ファンコット)

と、それぞれ音楽ジャンルが元ネタとなっています。 妖怪によって溜まるストレスを癒します。

あんび怨徒はゴールドとグリーンのW箔押し。 なるべく静的な箔の使い方をしてみました。出来た時は大人しすぎたかなと思いましたが、じわじわ気に入っています。これでよかった。

浮遊茶兵主はホログラム。 DOMMUってハニーやオシリスの栄光のホロと同じ工場生産品で、チェンジングと背景に仮想深度も入っています。 角丸・表面のくすみや小傷はやはり気になりますが発色が良く、何度も発注する事で徐々に業者も成長しています。

ふぁん忽徒は、今回何気に一番手間がかかった新しい表現でしたが反応は薄めか。 ホワイトホログラムの上に、ブラックとゴールドのW箔押し仕様で、地味に高級感はあります。 でもやっぱりホワイトホログラムのホログラム要素がうっすら過ぎるので、ブラックの箔じゃない何か濃いめの箔にすればよかったか。 YY-FACTORYさんの所で一時扱っていたチョコレート箔は正に「黒だと黒だから」という理由でこだわりの使われ方をしていたわけなのです。

ボックス作ったらヤバカッコよかった

リアルイベントへの委託は初めてで、何か出来ないかな?と思って作ったのがこちらの箱です。

「化粧箱のムーブ」さんでこの型の化粧箱が小ロットで出来るとあったのでGOしました。小ロットなので流石に結構コストはかかりましたが思っていた以上に出来が良くて、大満足です。これはイベントで映える!

オーダー後、展開図のテンプレートを送ってもらえるので、こんな展開図をAIデータで提出します。

箱の単価が高い(@3,000円くらいしたと思う)のであくまでも展示・販促用にごく少数制作しました。 私も持っていないし、イラストレーターさんも持っていません。(イベントに早く足を運んだ数名のみ購入可でした)

第二弾制作中

第一弾の勢いで第二弾も制作中です。 テーマが明確なので妖怪募集しても面白いですね。

YOUTUBEでご紹介いただきました


ひろっぺマンチョコさん

茶~助さん

ozeponさん

てーてー千人将さん

猫丸アイセさん

ヨシキンさん

※検索で出てきた順です。

あやしげくん販売中


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W箔押しが高額で困難になってきたので今回分で終了です。